何様な客
先日、外でレジに立っていてお客さんと話をしていたら、老夫婦がやってきた。
夫のほうは店員を使わないと損だと思っているらしく、その前も何回かレジにやってきては
売場を案内しろとばかりに、外に出て来いと指示をするが、ちょうどお客さんがいるため、
私も腕を伸ばし、方向を案内したりしていた。
すると露骨に不満そうな顔をしては渋々、私が指した方向に行っていた。お金があるから、開けっ放しにするわけにもいかないし、ましてやレジで他のお客さんが買い物中なのに出て行くわけにもいかない。
老人が「おい、培養土!」とまた出て来いと手先だけで指示するため、お客さんと話していた私は「よければ買われる商品をこちらに持って来ていただけませんか?」と、お願いしたら、すぐキレたらしい。
「持って来いだと!のぼせとる! (方言で生意気な、という意味)。名前は何だ!○○か!」
そして買い物せず、帰ってしまったらしい。
レジ精算中に来いと言われても、先に来ているお客さんより自分を優先しろと言うのだから、わがままにも程があるというものだ。
基本お客さんからレジまで商品を持ってきていただくようにしているが、よほど重い物を
買うか、たくさん買うかだと売場まで出向き、精算を済ませる。
培養土と言っても種類も結構あるし、一つ運んできてもらえたら、こちらとしても助かる
けど、お願いしたことが気に入らないなら仕方ないと思った。
ただあんなに激昂する元気があれば、培養土なんか重くないだろうと思うくらいの勢いだった。孫を抱き上げる腕力はあっても、培養土を運ぶ腕力は持ち合わせていないなんて、矛
した老人だった。
あんな短気な態度は、みっともないと思ったので、また反面教師にさせてもらおう。


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